WOMEN'S EMPOWERMENT
Muse 2020
女性のエターナルな「美・Beauty」とは
2020年1月26日・東京|主催・モデレーター:北原万紀
北原万紀が主催した対談イベントの活動記録です。2020年3月に発行した冊子をもとに掲載しています(掲載にあたり、一部の表記と表現を改めました)。登壇者の肩書きや活動、文中の「現在」は発行当時のものです。

問い:世界にたった一つしかない、あなたを永遠に輝かせるものとは?
MESSAGE
メッセージ
Muse 2020を手にとっていただきありがとうございます。このMuse 2020は、2020年1月26日に私が東京で開催したイベントです。そしてこれは、その対談の内容を書き起こしたものです。Muse 2020では、人間行動学のスペシャリストであるDr. ディマティーニと、美しく、自由に、才能豊かに生きる女性たちの対談を、私が会場でモデレートさせていただきました。女性のエターナルな「美・Beauty」をテーマに、「世界にたった一つしかない、あなたを永遠に輝かせるものとは?」という問いについてお話しいただいています。とても華やかでエネルギー溢れるイベントでしたが、きっと、これを読みながら会場にいるかのような気分になっていただけるのではないでしょうか。
私自身も20代まで、冷え性・アレルギー・偏頭痛・不眠・月経不順・不妊・体重増減だけでなく、メンタルも不安定でした。心療内科・漢方・婦人科などで投薬治療を受けていた過去もありますが、ヨガ瞑想のほか、認知的なアプローチを組み合わせて克服することができました。そして、フリーランスとして独立直後にビジネスでのチャレンジと離婚を同時に経験し、人生の挫折と思えた時期に、2018年9月にDr.ディマティーニの「Break Through Experience」に参加しています。そのプログラムで、起きたこと全てに感謝の涙が流れ、人生のミッション(使命)を自覚する「Calling」という体験をしました。その後、2018年12月に南アフリカで開かれた国際コンテスト「Hope Journey International」で、「Ms Hope International 2019」世界グランプリを受賞し、その時にステージで語った「女性をエンパワーする」というミッションステートメントが、こうして私のメッセージをあなたに届けさせています。
このMuse 2020があなたの中にある「人生の目的」を目覚めさせ、そのミッション(使命)が、あなたの人生をより豊かにしていきますように。そして、女性に生まれたことを心から祝福できますように。
“美しく、自由に、才能豊かに”
GUEST SPEAKERS
登壇者(当時)
※肩書き・経歴のみ冊子発行当時(2020年)から2026年11月時点に更新しています

浅井香葉子
Kayoko ASAI
MUSEL Walking & Life Academy 代表 Mrs Grand Universe 2019 世界グランプリ
モデル育成やウォーキングを通じ延べ1万人以上を指導。歩き方と在り方から心・体・魂を整え人生を輝かせる「WALKNISTA®」を確立
「歩く力で世界を変える」を使命に活動中。

CHINON
美の革命家/Beautiful Lifeアーティスト
世界中を巡り祈りや見えない世界との対話の中で霊的覚醒し、自身の道を開拓。「美容」と「美意識」という、見える世界と見えない世界を整えるアルケミスト(錬金術師)として「美は宇宙の真理」である事に気づき、『美の叡智』を世界中で伝える。

牧野 聖子
Seiko MAKINO
SEIKO LABO 代表/イメージ戦略コンサルタント ビューティーグレース株式会社 取締役/東京本部校 校長
外見・振る舞い・言葉の一貫性から「印象=信用」を設計し、人生やビジネスの成果につながるイメージ戦略を提供しています。起業家・管理職・専門職・婚活中の方など、多様な立場の方の印象づくりをサポート。

ドクター・ジョン・F・ディマティーニ
Dr. Demartini
人間行動学スペシャリスト・教育者・作家
「ディマティーニ・メソッド」「バリュー・ファクター」の開発者。100カ国以上でセミナー・講演を行い、著書は40冊以上。

北原 万紀
Maki Kitahara(モデレーター)
『いのちが歓ぶ生き方に還る人生の設計図 マンダラコーチングブック』著者 「人生の曼荼羅®」「マンダラコーチング®」開発者 Ms Hope International 2019 世界グランプリ
高校、企業、自治体で、女性のエンパワーメント・キャリア教育・自分らしい人生設計のほか、21の国と地域での国際的なキャリアや活動から伝えられる独自の視点で、執筆や講演を行なっています。
“内側から発する輝きは存在が引き立つ”

万紀(モデレーター)
香葉子さん、国内外でコンテスタントをご指導される機会も多いと思いますが、人を感動させる影響力の持ち方について教える時、どのようなことを意識していらっしゃいますか。
香葉子
私はコンテストに限らず、ウォーキング指導をしていますが、テクニックだけでは輝きは得られないです。内側から発する輝きを放つことができると、ステージでも存在が引き立ちます。自分の魂が喜ぶ状態、つまり、「自らがステージを楽しむこと」ができると、自然と輝くことができます。
私は2つのコンテストに出場したことがあるのですが、ひとつ目は「絶対に賞を取りたい!」と思って出場し、結局ひとつも賞を獲るとはできませんでした。そして昨年は国際大会に出場したのですが、賞を獲ることに執着せず、ただただ、愛と感謝に溢れた状態で過ごしました。とにかく幸せすぎて、「誰がグランプリでもいい」と思い楽しんでステージを楽しみました。このステージは通過点に過ぎないと思って、その先の人生の目的しか見ていない状態で、その場を楽しんだ結果、グランプリを獲得することができました。
万紀(モデレーター)
私は香葉子さんがコンテストに出場する前に、コーチングで香葉子さんご自身の人生の目的を引き出すというセッションを担当させていただきました。コーチングの最後に私が「コンテストに勝つことは香葉子さんにとって重要ですか?」と聞いたところ、香葉子さんは「重要ではないです。出ることは通過点。勝っても勝たなくても私がこれからやっていくことは同じです。」とお答えになったのが印象的でした。このコーチングの手法の元になったのは、Dr.ディマティーニから学んでいたことです。Dr.ディマティーニに直接解説いただきたいのですが、香葉子さんはステージ上で愛と感謝に溢れた状態でステージに立ったところ、人を影響を与え感動させることができ、世界グランプリを受賞されました。どのようにすればその状態になるのでしょうか。
Dr.ディマティーニ
香葉子さんがおっしゃったことは最もです。とても素晴らしいことを言ってくれました。ステージに立った瞬間、グランプリを獲るよりも偉大なビジョンを持てていたということです。自分らしい状態で、周囲への感謝に溢れ、内なる美しさが輝きを放って輝くことができたのだと思います。その状態にあった時、真のあなたの偉大さに気づく意識が周りの人たちの中で生まれたのです。
ここでひとつストーリーをシェアしていいでしょうか。以前、ケニアからパリに飛行機で移動した時、登壇の予定があって急いでいたのですが、日本からのフライトの旅客で税関が混んでいました。僕はそこに一人で立っていたのですが、偶然目の前に立っていた女性がとても美しかったので会話をしたくなり声をかけました。それがあなたでしたね。香葉子さんになぜ、パリに来たのか聞いたところ、着物のショーに参加するためだと言いました。香葉子さんは遠目で見ても美しく、会話したくなるような魅力に溢れていました。「美しさ」には、磁石のように人を惹きつける力があります。皆さんも長期的なビジョンを持ちましょう。賞を獲ることよりも大きく、あなたをインスパイアし、人に貢献できる偉大なビジョンは、出場するコンテストがあなたの人生の目的(ミッション)のための通過点に過ぎないということに気づかせてくれます。皆さんが最も美しい瞬間というのは、あなたが自分らしくある時に引き出されます。
万紀(モデレーター)
嘘みたいなお話ですが(笑)、香葉子さんと私が2018年に出会って、2019年に入って私塾に来ていただくようになるまで、香葉子さんはDr.ディマティーニのことをご存知ありませんでした。そして学びをシェアするようになってからも、お顔は知らないままでした。そして、私塾に通っていらっしゃる間にパリにいく機会があって、空港でたまたま話しかけられた人が、Dr.ディマティーニだったんですよね。
香葉子
はい、お顔は存じ上げなくて・・・!急に後ろに立っている男性が「Makiさんという人を知っていますか?」と。そして、スーツの内側のお名前を何度も見せてくださって10分くらい話しているうちに、「あのDr.ディマティーニですか?!」と本当に驚きました。ちょうど万紀さんから学んでいたところだったので。そして、パリの空港から万紀さんにDr.ディマティーニと撮った写真を送りました。
万紀(モデレーター)
そうそう。私も当初香葉子さんと一緒にパリに行く予定でした。Dr.ディマティーニが講演で同じ時期にパリにいることも知っていたので、「行くかもしれない」と伝えていました。ただ、行けなくなったので、それをDr.ディマティーニに伝えていたんです。でも、香葉子さんはそうしたことも知りませんでした。こうして香葉子さんがDr.ディマティーニに話しかけられて、二人が会うことになるとは…すごい確率ですよね。香葉子さんが「引き寄せって起きるのだ」と体感されたエピソードでしたよね。Dr.ディマティーニの学びを実践していると、こうした「嘘でしょう!」みたいな出来事(シンクロニシティ)が多くなります。
では、こうした引き寄せのようなものをもともとナチュラルに実践されていた聖子さんに、「夢の実現」や「引き寄せ」について伺ってみたいと思います。聖子さんは、いつ頃から引き寄せや夢の実現の仕方を意識されるようになりましたか?
“最終的に行き着くのは好きなこと”

聖子
私の場合は、子どもの頃から自然と夢は叶ってきたと思います。大人になってから、「引き寄せ」がすごく流行ったので、色々と学びすぎて複雑に考え過ぎてしまうこともありましたが、改めて万紀さんから学びの機会をいただくようになって、やっぱりシンプルなんだと思いました。そして、今まで漠然とやってきたことが、理論的に理解できましたね。
私はファッションが好きなのですが、幼稚園の時からみんなと同じ制服が嫌で、アレンジしたりバッグにチャームを付けてみたり、人と違うことをしていました。途中、銀行に就職したりもしましたが、最終的には好きなものに行くんだということを改めて感じています。親が厳しかったので「もう少し硬い仕事を…」と言われることもありましたが。(笑)結局は、好きなものに戻るのだなと思いますし、自分の好きなことを追求していくと、自分自身がハッピーになって、その結果、周りも幸せになって、さらには日本経済が発展していく…というようなビジョンをいつも持っています。
Dr.ディマティーニ
若い頃から美やファッションに興味があり、大人になっても追求していることが、あなたの人生がまさに最高の価値観を示していますね。自分にとって一番重要なもので最も意味があること(最高の価値観)を発見できた人は、自発的に行動に移すことができて、かつ、大好きだと思えることに、無理なく突き進むことができるということです。そして、その自発的に進むことができる方向性こそ、あなたが卓越できる領域です。聖子さんは大好きなことに向かって自発的に進んだからこそ、その夢が実現したのだと思います。毎朝起きて、いろんな人たちにサービスしたくて仕方ないという状態になると、お客様もあなたのサービスを受けたくて仕方ない状態になります。
すべての人たちにそういう才能があります。でも、その才能を追いかける許可を自分自身に与えることができないことがあります。身の回りの人たちと自分自身を比べてしまっては、自分の夢に向かっては進めません。日々の中で、昨日の自分より今日は夢に向かって前進できているかを問うのが賢明です。人の影に潜んでいるような人生を送るのではなく、自分らしく輝く人生を送ることができるのです。あなたの中にある美しさ、独自性、知恵を表現し世の中に放っていきましょう。ご自身の才能に許可を与えてください。
聖子さんは、人がどのようにすれば卓越していくことができるかという実例です。自分自身の運命を知るというのは美しいことだと思います。最近、イスタンブールで美しい女優の方が私のプログラムに参加してくれました。彼女はイスタンブールでナンバーワンの女優さんで歌手でもあるのですが。彼女は3歳の頃から「私は必ず女優になると知っていた」と言っていました。幼少の頃に、自分の内側から聞こえてくる声にそう言われたのだそうです。私たちの夢は、心の声に従えば実現します。聖子さんはそのことを証明してくれています。
“あなたの心の声に従えば実現します”

万紀(モデレーター)
そのような才能や、やりたいことが分からない人は、どのようにして見つけたらいいのでしょうか。
Dr.ディマティーニ
誰もが自分の中に重要だと思う「価値」の判断基準をもち、それをもとに自発的に行動しています。あなたの認識、判断、行動には、あなたの「価値」の判断基準が表われています。周囲の声にただ従属してしまったり、馬鹿げていると退けてしまっていると、あなたの中にある「本当の声」が聞こえてきません。まずは彼らを声をあなたの心の中に入れてみてください。そうすると、その外部の声に引っ張られるように、あなたの本当の夢やビジョンが醸成されて姿を表してきます。
あなたの人生が、あなたのどんな価値観を表しているのかに気づくことが重要です。自発的にやってしまうことは何なのか、どんなもので身の回りの空間を満たしているのか、時間をどのように使っているのか、どんなことをやっているとエネルギーが上がるのか、何にお金を使っているのか、常に考え、自分に語りかけているもので実際に具現化し始めているもの何なのか、そしてそれを思い描くことで感謝の気持ちで涙が流れてくるほどのものは何なのか、このような質問に答えていくと、あなたの価値観が明確になります。年齢関わらずいつでも見つけることができます。ある6歳の子は、この質問で最高の価値観を見つけることができました。そして11歳の時にファッション業界で30人の従業員がいる会社を起業しました。あなたの最高の価値観を見つけることができれば、若くても大成していくことができます。
万紀(モデレーター)
私がDr.ディマティーニの学びをシェアし始めた時に使ったのが「空間を何で満たしているのか」「時間の使い方」といった、13の質問から「価値観」を導きだすものです。その質問によって「自分が自発的にやってしまっていること」を知ることができます。人は外にやりたいことを見つけに行きがちですが、実は自分の行動の基準となっている「価値観」こそが「やりたいこと」なのです。聖子さんの質問の答えを拝見すると、まさにそれが出てしまっていました。聖子さんは、ご自身でやりたいことが分かっていましたが、夢を実現していく時、簡単でしたか。
聖子
子どもの頃は、願ったことの実現は早かったです。お空に投げたらすぐ叶うみたいな感覚ですね。少し歳を重ねてからは、親の期待や他人の目を気にすることがあって、私のしたいことからはブレていたと思います。だけど、Dr.ディマティーニのおっしゃっている「最高の価値観」に気づいて、実現したいことを決めてからは、実現するのは早かったです。
万紀(モデレーター)
ブレずにいることは、私にとっても最初は難しかったです。その点、CHINONさんは出会った時から「ブレちゃ駄目だよ」とおっしゃっていました。現在、ビューティーデザイナーやセラピストとして活動されていますが、お客様の中には、やりたいことができなかったり、やりたいことからブレてしまったような方がいらっしゃるのでしょうか。セラピーには、疲れて癒されたい方がいらっしゃるのでしょうか。
“内側からの輝きは外面に出ます”

CHINON
私は癒す必要のある人はいないと思っています。人の目や期待を気にしてしまうと、本来の輝きや秘めた可能性があるのに、自分では見えなくなってしまい、今のお話でいう「ブレる」状態が起きてしまいます。
女性は自分に価値を感じると輝きを取り戻します。内面の輝きは必ず外面に出ますし、外見の輝きは内面にも関係します。だから私は、外見の輝きを取り戻すことであるお顔のセラピーや、メイク、ヘアを通じて、本来の輝きを取り戻すお手伝いを始めました。今では、内面にアプローチすることで、外見の輝きを取り戻すことも含め、生き方・在り方で美しさを伝えています。
私のメソッドは、「本来の輝きが自分の中に全部あって、最初から存在しているのだ」と、自分自身の存在価値に気づいていただくためのものです。「私は完全だ」と認めること。私自身が自分を認められない人生でしたが、ある日「私自身が美しい人生を生きる」というインスピレーションを受け取りました。私に見えている世界は、私の内面(心)の現れだと思ってクライエントの方に接するようになってからは、クライエントの方に起きる変化も変わりましたし、私も疲れなくなりました。私は自分のアイデンティティを大切にして私らしく生きたいと思い、活動名を「CHINON STYLE」と名付けています。私は肩書きも何もないけれど、「生きている私の姿を見てあなたが感じてくれたらいい」とクライエントの方々には伝えています。
万紀(モデレーター)
CHINONさんの「自分にはもうすべて備わっている」というマインドは、Dr.ディマティーニもプログラムや本に出てくる「欠けているものは何もない」という言葉によく似ています。Dr.ディマティーニに伺いたいのですが、「何かが欠けているという状態」と「自分はもうすべて持っている」という状態の違いは、人の美しさやパフォーマンスにどのように影響を及ぼすものなのでしょうか。
“私たちから欠けているものは一つもありません”

Dr.ディマティーニ
魂の座のレベルまでいくと私たちから欠けているものは一つもありません。宇宙の完全な秩序という美しさがあります。しかし、私たちが肉体を通じて知覚できるところにまで抽象度を下げると、人や自分自身をジャッジしてしまいます。人の中に見える特性が自分の中にあることに気づかない状態では、誰かを見下すことで自分の中にある同じ特性を否定したり、誰かを見上げて自分を矮小化してしまったりします。自分が所有していないと思う部分を自分から切り離してしまうことは、自分自身の存在を小さくしてしまいます。
あなたが最高の価値観に従って、インスピレーションに溢れた人生を生きるようになると、目的意識を持って人生を生きるようになり、周囲の人たちの中に見えるものが自分を反映しているものだと気づくようになります。そうすると、人を見上げたり見下げたりすることがなくなり、同時に、大きなプライドを持ちすぎたり自分を蔑んだりするようなことがなくなります。自分の中に欠けていることは何一つなく、すべて備わっていることがわかるようになるのです。その瞬間、人はありのままの愛という表現を生きることができます。人はそのような状態にいると自分自身への自己愛や自己価値が上がります。あなたが自分自身の価値を認めることで、周囲もあなたの価値を認めます。ここに座っている3人の美しい女性は私の教えの象徴です。私の話ではなく彼女たちの話を聞けば、私が教えていることを理解できると思いますよ(笑)彼女たちの人生そのものがまさに私の教えを証明してくれていますからね。
“好奇心も旺盛で、求められる役割が多様な女性。限られた時間を、どのように使えばいいのでしょうか?”

Dr.ディマティーニ
毎日いちばん重要なことを明確にすることが大事です。優先順位を指す"Priority"という言葉の語源は「一つのこと」という意味を持っています。でも、"Priorities"という複数形になり、いくつかのことに分散してしまいました。まず、1日のいちばん高く設定している優先順位、つまり最高の価値観に沿ってスケジューリングをすることが重要です。あなたの最高の価値観を妨げるような雑用で一日を埋めることなく、いちばん大事なことを成し遂げることが重要です。例えば成し遂げたいことすべてをリスト化して、その瞬間にあなたにとって一番意味のある重要な順位をつけて、そしてそれを実際に実現するための行動もリスト化してください。そのアクションステップを踏み出すことで、それが世の中に投資することだったり報酬を得られるようなことが見えるようになります。リストを作ってみて、あなた自身でやらなければいけないこと、誰かに委託すればできることもリスト化してください。例えば優先順位の高くないことをいろんな人に任せることで自分のミッションに沿って生きることもできるし、世の中に影響を残すことになります。
私自身は研究・出張・登壇・そこでの交流しかしていません。それ以外はスタッフに任せています。24歳以来一度も料理をしたことがなく、車の運転も31年間していません。そういう(自分にとっての)雑用はしていないのです。最高価値に沿った、優先順位の高いものばかりをすることで自分自身の価値も上げることになります。周りの人も、あなたにやってほしいことを任せようとしますが、その中でブレない、自分にとっていちばん重要なことをすることでミッションも成し遂げやすくなると思います。自分自身の価値観を明確にして、それに沿って行動を移さなければいけないのです。
会社の中や家庭の中の人への委任に限らず、外部に委託することも可能です。報酬を支払って求めるサービスを受けるだけでなく、お互いに価値観を提供する、交換で済むような関係性もあります。私には、世界中の有名人を紹介してくれるある方がいます。私のクライアントというわけではないのですが、コンサルをしながら交換条件として、お互いの価値観を提供しあっています。身の回りにアウトソースできることや、あなたの知り合いの中のリソースを活用してみてください。お互いにwinwinの状態を作れば、その交換がうまくいくはずです。
“世界にたった一つしかないあなたを輝かせ続けるもの”

万紀(モデレーター)
今日のテーマは「世界にたった一つしかない、あなたを輝かせ続けるもの」ですが、スピーカーの皆さんご自身の「自分を輝かせているもの、輝かせる秘訣」を伺いたいと思います。
香葉子
私のテーマは「自分自身が光となって周りを照らすこと」なんですが、自分の魂を常に喜ばせてあげることです。それは大なり小なり自分が好きなものに囲まれているだけでも良いんです。魂を喜ばせてあげるととても自分が輝いていくんですよね。その光で周りの人を照らしていく、それが私の輝きの秘訣だと思っています。
CHINON
私は「表に出れば打たれる。だから、出ない方が良いのではないか」と過ごしてきた時代がいっぱいあったのですが、でも今では「すみません、どうせ輝いていますから」という自分のマインドを持つようにしています。結局私を輝かせるものは、私の存在そのものだと思っています。だけど、言葉だけでなく日々実践することが大切で、ちゃんとそこに行きつき、自分の姿を持って周囲の人たちにその生き方で指し示すことができるように、毎日努力しています。私にとって輝きは自分自身そのものですね。
聖子
私の使命は「輝くべき人に輝かせる方法を伝えること」だと思っているので、それを内面・外見から引き出せることが本当に幸せです。人それぞれ、美味しいものを食べた時の笑顔や、楽しい番組を見た時の笑顔など、いろんな笑顔があると思うんですが、自分の魅力に初めて気づいて、自信が確信に変わった時の心からの笑顔を見るのが大好きです。だからこそ人の輝きを引き出すために、自分自身が常に輝いていようと、ここ最近は特に思っています。
“私たちの本質は「光」です。周囲を照らす存在です”

Dr.ディマティーニ
私が思うに、全ての人間には動物的な性格が出る側面と天使的な性格が出る側面があると思います。私たちが人々を裁く時というのは、動物的な側面に陥っている時です。憤慨して人々をけなして見下している時、相手を捕食者のように見下し、逆に、誰かを見上げている時には、自分がまるで餌食のような気持ちになって相手が捕食者かのように感じます。動物的な性格の側面は、人に裁きを与えます。一方、私たちの天使的な性格というものは、相手の第一印象の奥深くにあるものを見ることができます。意識、無意識を統合させ、目の前の人の存在そのものを見ることができます。
私たちは、「愛」を相手に示すことによって天使的な側面を覚醒させます。天使(angel)の語源は、光のメッセンジャーという意味なんです。人に対し「愛」を示すことによって、それがあなたの天使的な側面を覚醒させ、相手に光を与える(伝える)ことになります。あなたは、最もあなたらしくある時に、この愛の表現である光を周囲に発しています。(天使的な側面とは、他の誰でもない真なる自分を生きることにより愛の表現によって光を周囲に発することであり、それが天命を生きるということです。)この愛の表現を周囲に示すことによって、私たちは天使的な存在を生きることになります。私たちすべての人間に内在している本質的な姿です。なので、私たちの本質は「光」です。本来、周囲を照らす存在なのです。
MESSAGE
美しく、自由に、才能豊かに
Muse 2020を最後まで読んでくださってありがとうございました。そして、私のメンターであるDr.ディマティーニの学びと、それを体現してくれている美しく自由に才能豊かに生きる女性たちのメッセージを、あなたと共有できましたことを、心から嬉しく思います。
何度も出てきた「輝き」。Dr.ディマティーニから学ぶ中で、私は、心の世界にあるプラスとマイナスを統合することが、私たちの本質を目覚めさせ、その人を内側から輝かせるのだと直感的に理解しました。そして、これを書いている今、このステート(状態)が時空を超えるということの体感が得られています。
私はDr.ディマティーニの研究の成果の恩恵を受けながら、それによって人々の中にある本質的な輝きを引き出していくことが使命だと思っています。その使命を自覚したことが、この偉大なメンターを引き寄せたのだと思っています。何度も何度も私のビジョンに登場してくれたDr.ディマティーニは、私の使命に必要な人だったのでしょう。この偉大なメンターのようなことができるだろうかと圧倒されたことすらありますが、「巨人の肩に乗りなさい」というDr.ディマティーニの言葉は、彼がこの世を去った後のこと、私がこの世を去る日、そしてその先の未来まで、様々な時間軸で私に気づきをくれました。私の肉体がなくなっても、世代を超えてこの世に残したいメッセージを、まずはあなたが受け取ってくださったことに心から感謝いたします。
このMuse 2020が、あなたの中にある「人生の目的」を目覚めさせ、そのミッション(使命)が、あなたの人生をより豊かにしていきますように。そして、あなたの存在そのものが輝くことで、その輝きが周囲の人たちに連鎖し、日本、そして世界全体に広がっていきますように。
Maki Kitahara

SPECIAL THANKS TO
Dr. John F Demartini/Takahisa Iwamoto/Kayoko Asai/CHINON/Seiko Makino/Jun Rider/Maki Oe/Mai Ito